(カフェ三銃士)成分表示の有無で見るカフェのユーザビリティ。インカム・優待狙いなら検討余地アリ
持続型のインスリンをランタスからトレシーバに変更した。
インスリンもモノによって少しずつ効果が違うようだ。
ランタスは3時間くらいでピークがあるが、トレシーバはピークがなくて、ランタスよりも長めに持続するような傾向がある。
※リブレの値を参考にしている個人的見解
そしてトレシーバは全然しみない。毎日打つからこの点はかなりの大きなメリットだ。
このインスリン効果の変化によって、昼前と夕方に低血糖症状が起こるようになった。
おそらく空腹時にトレシーバの効きがちょっと強く出てくるのではないかと考えている。
昼前の低血糖対策は、朝食の牛乳を100ml増やすことで脂質摂取を増やすことで落ち着いた。夕方の低血糖対策は15時〜16時に間食(補食)を試している段階だ。
僕の時間帯別のカーボ/インスリン比(CIR : carbohydrate insulin ratio)は昼だと11.5gだが、間食タイミングでは8gにしているので、欲を言えば1パックがカーボ8gくらいの食べ物があればインスリン1単位で食べれるからとても嬉しい。
問題は成分表示の壁である。炭水化物量が把握できないと、僕のような駆け出しカーボカウンターには平穏は訪れない。
3連休でカフェに入ることが多かったので、フードの成分表示があるカフェをまとめてみた。フードで成分表示がある=ドリンク類も表示があると思っていただいて結構だ。公式サイトにPDFで用意されている情報をもとにまとめている。
■各ショップのアレルギー表示・成分表示有無
彼らをカフェ三銃士と呼ぼう。
奪われていた快適なカフェタイムを蘇らせてくれた.....
成分表示1つでこんなにもユーザービリティに違いが出るとは思わなかったが、
情報を必要としている当事者になって気づけた。心から素晴らしいと思う。
ビバ・カフェ三銃士だ。
カフェ(喫茶店)銘柄は調べたことがなかったのでついでに調べてみた。
なんとドトールとエクセルシオールは同じグループだった。上場している。
だから自動販売機でタリーズのコーヒーが売られていたのか。知らなかった。
TOPページ|TULLY'S COFFEE|タリーズコーヒー
また昨年の記事にはなるが、株探にこんな記事も出ていた。
今回見えたのは成分表示という小さな要素ではあるが、
投資する側からすれば、これくらい細かいところに気を配れる経営陣がいる会社に投資がしたいものだ。特に飲食業界だからこそ。
今回業績までは細かくチェックしていないが投資先として一考の余地がある。いずれもキャピタルゲインというよりインカムゲインや優待狙いの投資にはなると思うが...
そして、成分表示の壁問題は根深い。。。そう、間食といえばお菓子だ。
お菓子で細かく成分表示されているものは少ない。せいぜいカロリーのみだったり、炭水化物量はあっても1箱単位がザラだ。つまり1箱(袋) or notの世界がココにある。
お菓子メーカーも成分表示に積極的な企業とそうでない企業で違いが出そうなので今後まとめてみようと思う。
今日はドトールのふんわりバウムクーヘンを食べた。カーボは18.4gだ。
久しぶりのバウムクーヘンは美味しかった。
ありがとうドトールさん。
今更ながらNewspicks有料プランのレビュー(3ヶ月継続)
今日は少し毛色を変えて。
今更ながらNewspicksの有料会員になって3ヶ月程経過したのでレビューを書く。
■目次
- Newspicksとは
- Newspicksの特徴
- NewsPicksの会員プラン
- 有料会員のオススメポイント
- Newspicksアカデミアについて
▶︎Newspicksとは
「もっと自由な経済紙を。」でおなじみの経済情報に特化したニュースアプリ。
株式会社ユーザベースさんが運営している。
ユーザーベースさんと言えば、経済情報を検索できる「SPEEDA」も有名だ。
以前、仕事で使った時にとても便利だった。
気になる方は会社情報をみてもらいたい。
▶︎Newspicksの特徴
経済系のニュースアプリだ。
特徴としては、Pick機能を軸としたコメント機能だ。Pickというのが、「いいね」とか「お気に入り」みたいな機能になっていて、Pickすると、ニュースにコメントが書けてシェアができる。(Pickボタンは右下)
また、Pick自体は誰でもできるが、その中でも「ProPicker」と呼ばれる運営に選ばれた有識者のコメントが読めるので、いつものニュース+色々な人の意見を一緒に読めるのがセールスポイントになっている。
▶︎NewsPicksの会員プラン
有料会員と無料会員がある。
有料会員は月額1,400円で、オリジナル記事が読めるようになる。
また、後述するが、Newspicksアカデミアというコースもありこれは月額5,000円となる。
通常の有料プラン(月額1,400円)だと、お値段的にはビジネス書1冊くらいの感覚なので、オリジナル記事の量と質が担保されていれば、読み物としてはそんなに高くないだろう。僕が有料プランを選んだのもまさにこの理由で、他の方のコメントももちろんだが、オリジナル記事のテーマが面白そうだなと思ったので試してみた。
▶︎有料会員のオススメポイント
有料会員限定のオリジナル記事ですが、個人的には質と量それぞれに満足している。
現時点では、オリジナル記事は2,000記事以上あるそうだ。
実際に読んでみると、各テーマで読み応えのある記事となっているので普通に読んで、量が足りないってことはないと思う。
テーマはいくつもあるが、今読めるのだとざっと以下のようなテーマがある。
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ビジネスの最前線(Google/Netflix/Amazonなど流行っている企業トピックス)
業界の最新動向(ビットコイン・テレビ・コンサル・百貨店など各業界トピックス)
世界の今に迫る(政治・政策関連のトピックス)
イノベーターズ・トーク(すごい人同士の対談)
イノベーターズ・ライフ(すごい人の取材)
キャリアを考える(キャリア系)
先端テクノロジーを学ぶ(AI/IOT/VR/自動運転/宇宙などのトピックス)
次世代の教養を身につける(教養論)
スポーツアスリートに学ぶ(アスリート関連)
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僕も全て読んでいないのでわからないが、情報量としては結構あるので価格から考えると安いと感じている。
あとは、最近のコインチェック騒動後すぐ仮想通貨関連のシリーズをリリースするようなスピード感溢れる運営もメディアとして評価できる。
イノベーターズ・トークなんかは、有名人ばかりでこれだけでも価値がある気がする。
スタートトゥデイ(ZOZO)の前澤さん、チームラボの猪子さん、DMMの亀山さん、C CHANNELの森川さん・・・と、とにかく有名な経営者の方ばかりだ。
▶︎Newspicksアカデミアについて
これは、僕も気になっているので調べてみた。
・NewsPicksアカデミア
”「リーダーの教養」をコンセプトに、書籍、イベント、講義、アート、体験などを通じて、「ビジネス×教養」という切り口から、新時代の学びと出会いを提供します。目指すのは、「教養×実学×行動」による新たな価値の創出です。新しい時代を創るリーダーにとって、知的な刺激にあふれる場を、リアルとネットを横断しながら創り上げていきます。”
月額5,000円で、講義、書籍、有料記事の閲覧が提供されるコースだ。
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アカデミア講義への参加チケットの付与(1カ月継続ごとに1回)
人気講義のオンライン受講(ライブ配信あり、視聴無制限)
アカデミア書籍の提供(毎月1冊、紙・電子書籍が選択可能)
NewsPicks 有料記事の閲覧(月1,500円相当)
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有料記事の部分は、月額1,400円の有料会員と変わらないので、
有料記事閲覧を抜いた、講義、書籍で月額3,500円ということになる。
講義に関しては、世間の有料のセミナーでも中身が薄くて費用が高いものも散在していますので、価値が見合えば検討余地ありだ。なんか知り合いもできそうだし。
ちなみに、定員があるようで、現在新規会員募集中である(2018/2/7時点)
僕が有料会員になった昨年11月頃にも新規会員募集中だったのでまだ枠が埋まっていないようだ。そういえばFacebook広告を結構出していた気がする。
ご興味ある方はお試しされてみてはいかがだろうか。
僕も試してみようか、、、、
ということで今回は、Newspicksのご紹介と有料会員がオススメですよという話でした。
それでは今日はこのあたりで。
仕事と株と糖尿病と。セルフコントロールは全てに通ず。
Tokyoで1型糖尿病の患者会なるものがあるそうな
「患者会」聞き慣れないワードだ。
病気にならなければ絶対に縁のなかったキーワードだ。
看護師さんの勧めで1型糖尿病の患者会があるそうなので調べてみた。
同じ病気を抱える方々から色々と情報を得られそうでおもしろそうなのと、なにより、1型糖尿病は若年発症が多いそうなので同世代の人もいるかもしれない。ある意味会員制のネットワークのようだ。笑
聞いたのはこれだ。
若い糖尿病患者さんとのグループミーティング | 糖尿病ネットワーク
このイベントを企画している団体と、ジョンソンエンドジョンソンが共催している。
1点驚きなのは、過去のイベントのレポート、および、参加者の過去傾向がまとめてあった。これには親切で驚いた。新しい患者さんが参加しやすい環境を整えているみたいだ。
ざっくりと見たので開催頻度は掴めなかったが、前回開催までで過去37回も開催されていて、最大で50人ほどの規模。
毎回約50%程度がリピーターの方で、初回参加の人の割合は36%。年齢層は、30歳〜49歳:60%、20代:14%、50代13%、19歳以下:8%と示されている。
▶︎詳しくはこちらのレポートを参照
http://www.dm-net.co.jp/gm/2018/01/statistics2018.php
1型糖尿病は小児糖尿病と言われるくらい、子供の時の発症割合が多いそうなので、
ご病気になったお子様をお持ちの親御さんは特にこういう取り組みは嬉しいだろうなと思う。
僕も都合が合えばぜひ参加してみよう。
他にもし同じような患者会やイベントの情報があればぜひ教えていただきたい。
同じ境遇だから話せることもあるだろうし、そういう声を聞いてみたいと思った。
何か意義のあることができるかもしれない。
病院にエンタメのニーズはあるんじゃないか。
僕はメイン病棟のオープンスペースのソファで人の流れを眺めていた。
どうだろうか。病院にエンタメを用意するのは。
先日、1方糖尿病の診断を受けて人生初の入院をした。
2週間。それはとてつもなく長く退屈な時間だった。
周りにはお年寄りの比率が高い。
大きな病院ほど高齢化社会を感じる場所はないのではないか。
やることといえば、各種検査と毎食前後の血糖値測定、注射、食事。これで終わりだ。
本、ゲーム、スマホ、当然持ってきている。
足りない。圧倒的不足。暇つぶしが足りてない。
「病院は休むところだ、当たり前だろう」そんな意見もあるはずだ。
でも、寝たきりだったり安静が必要だったりするユーザーでない限り、年齢に限らず暇なことは変わりない。
病院を評価する上では2つの軸があると思った。
1つは「医療機関」としての価値。もう1つは「場」としての価値だ。
病院はtoCのビジネスだ。
医療機関としてのサービスレベルは最低限満たすべきだし、そうでなければ困る。
ただ、それと同時に大きな病院は”場所”としての付加価値の向上を考えてはどうか。
つまり、エンタメ要素を加えてはどうか。
ゲーセン、カラオケ、フィットネス、ボウリング、ビリヤードとかなんだっていい。
こんな記事があった。
これだけお年寄りがきているのだから、ユーザーからのキャッシュポイントを増やす意味でかなり面白そうな気がする。
集まるお年寄りにとっても病院がみんなの集まる場所、つまりある種のコミュニティとして成り立つなら足繁く通うだろう。
少し調べたら、病院や学校などの近くにエンタメ施設を作るのには、風営法での距離制限があるみたいだ。でも少し離れてても大丈夫な気がする。
ひょっとしたら諸々のトラブルのリスクが高いのかもしれない。
それでは、映画館や劇場、パターゴルフやゲートボールなんかはどうだろうか。
僕とチョコドーナツの関係
僕は昔から甘いものが好きだ。
チョコ系、クリーム系、あんこ系、素晴らしい。いいじゃないか。
僕は、特にチョコドーナツには目がない。
よく食べていたお気に入りがある。
僕はそのチョコドーナツを「彼女」と呼んでいる。その呼び名は妻には内緒だ。
1型糖尿病は肝臓の細胞がなんらかの原因で破壊されインスリンが出せなくなる病気なので、2型糖尿病とは違い基本的には食事制限はなく、食事量に合わせて注射するインスリン量を調整することで、血糖値のコントロールをすることになっている。
なので、極論、カロリーの高いものだろうが甘いものだろうが何をどれだけ食べたっていい。インスリン量を調整できさえすれば。
だけど入院中は、何をどれだけ食べるとどの程度血糖値が上がるのか、
どれくらいインスリンを打つとどの程度血糖値が下がるのかを計測していくので、間食はダメだ。飲み物も血糖値に影響のない無糖のものだけが許されている。
病院内のカフェには、チョコドーナツがあった。
毎日昼食後のブラックコーヒーを買いに行くと、必ずガラスケース越しにこちらを見つめている。5段あるケースの3段目に横たわって、斜め下からの上目遣いだ。
大きめの角切りのチョコチップの髪飾りをつけている彼女はおしゃれでもう文句のつけようがないんだ。
この誘惑に応じることが禁忌であることは十分に承知しているはずだ。
ただ、そこには葛藤がある。なんとも形容しがたいこの欲望との葛藤。
コーヒーが出てくるまでの間、僕は彼女だけの無言の会話をする。
カウンター前の静寂。
僕は、10日間毎日欠かさず、昼食後に彼女の元に通った。
まるでかわいい子犬がいるペットショップにまた訪れてしまう時のようにごく自然に通った。
10日が過ぎた頃、つまり食事量に対するインスリン量調整に少し慣れてきた頃、僕は知る。
僕の夕食時のインスリン量はおよそ15単位。
あの子(チョコドーナツ)を食べる時に打たないといけないインスリン量はおよそ4単位。果たして、4単位の価値はあるのだろうか。そんなことをふと考える。
その日から、僕は彼女の元へ通うのを辞めた。
彼女とははあれきり会ってない。
退院して家に帰ると、僕のお気に入りのチョコドーナツを妻が用意していてくれた。
「退院祝いに買ってきたよ」
僕はすっかり変わっていた。
ドーナツを見るたびすぐに「4単位」そんな声が聞こえてきた。
血糖が乱れるからと言って食べなかった。
彼女とはあれきり会っていない。
今はお気に入りのみかんゼリーがある、ちなみに彼女は2単位だ。
僕はこの名を甚く気に入った。「ランゲルハンス島」
このあいだ、僕は1型糖尿病と診断された。
かれこれ2ヶ月前くらいから、異常な喉の乾き、夜間のこむら返り、体重減少、脚の痺れ、という症状に悩まされていた。
ネットで調べるとどれも糖尿病の症状だった。
普段は病院にいかない僕だが、妻の勧めもあり血液検査をした。すぐに1型糖尿病ということがわかった。
初めて知ったが、糖尿病には1型と2型があるって話だ。糖尿病なんてメタボのおじさんがなる病気だろうと思ってたが、僕は痩せ型だし、まだおじさんって歳でもない。
寝耳に水とはこのことだ。
1型糖尿病は所謂、生活習慣病の2型糖尿病とは違い、膵臓からインスリンという血糖値を下げる成分がでなくなることで、血糖値が下げられなくなる病気だ。
今のところ膵臓の一部を移植する以外の方法では完治はしない病気らしい。
つまり、高血糖状態が続いている。
高血糖で力が増す訳ではないが、わかりやすく言うと常に3倍界王拳を使っていると思ってもらえればいい。少しは危険さが伝わるだろうか。
新年明けましてとんでもないお年玉だろう。
おみくじは確かに大吉だったはずだが....
治療法として一般的なのは血糖値を下げるためにインスリン注射を打って、血糖値を正常な範囲でコントロールしていく方法だ。
僕の場合は、毎食前と就寝前の計4回打つことになっている。
患者の割合では、1型糖尿病は糖尿病の全体の5%程で日本だとかなり少ない病気らしい。そして、特に子供や若者の発症が多いそうだ。
これは言える。子供の時じゃなくて良かった。
僕の場合、症状が出てから2〜3ヶ月で診断まで至ったが、中には1週間くらいでインスリンが出せなくなってしまう人もいるというから空恐ろしいものである。
こうして、僕はこれから死ぬまでインスリン注射を打つことになった訳なのだが、冷静に受け止めることが出来ているから、自分でも不思議なくらいだ。
むしろ余命宣告ではなくてホッとしている。
糖尿の気がある親父は言った。
「俺のせいかも知れない。ごめんな。」
聞くところによれば、この病気は遺伝ではないらしいので誰のせいでもない。
具体的には膵臓内の「ランゲルハンス島」の一部の細胞が壊れたことに起因するらしい。
とにかく、僕はこの名を甚く気に入った。
「ランゲルハンス島」
この溢れ出るセンスには脱帽だ。
君の名は生涯忘れないことを誓う。
僕にとってこれは人生で初めての大きな病気だ。初めてにしては治らない病気だなんていきなりハード過ぎやしないかとも言いたい。
「そんなこと言っても仕方がない」
確かこんなセリフで有名な役者がいたはずだ。
確かビルゲイツも言っていた。
「人生は公平ではない」
ビルゲイツがそう言うならば間違いないだろう。
「配られたカードで勝負するっきゃない」
スヌーピーも同じようなことを言っている。
僕は、考える他に使い道がない入院中の2週間で、病気も立派なアイデンティティの一部だと考えるに至った。
なぜなら、この病気にならなければかつての僕では持ち得なかった新しい見方で物事を捉えることができ始めているからだ。
不意に、強烈な当事者意識を持つことを強要されたと言った方が適切かもしれない。
その意味ではポジティブな人生経験だ。
スヌーピーの 配られたカード論で言えば、この病気はスペードのAだという気がしてならない。
カードの使い道はまだ分からないが。
きっと切り札にできるだろう。